上司の命令は絶対?
消防吏員(地方公務員全般に言えることだが)は、上司の命令は必ず従わなければならない。
それは災害現場での指揮統制にかかわるからである。ちなみにココでいう上司とは年齢が上
の者ではなくあくまでも階級上位者(上位役職者)をさすのだが、消防の世界では、未だ年
功序列制度が一部の年齢層の中で強く作用し、年下上司(年齢は若いが階級・役職が上位)
の言う事を中々聞こうとしない、そればかりかあいつは、年下のくせに先輩に命令しやがって
などとアホな事を言う、年上部下をもって苦労している人も多いのではないでしょうか。
☆それでは、なぜ上司の命令に従わなければならないのか?
それは、一般に公務員が上司の命令に従う事は、階級性を維持する組織なのだから当然である
が、地方公務員法もこの原理を明確に定めている。
第32条(法令等及び上司の職務上の命令に従う義務)
職員は、その職務を遂行するに当つて、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の
機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。
こんな感じであるが、別に上司の命令は絶対ではない。
上司の職務上の命令に明白な違法がある時のみ職務上の命令に従わないと判断する事が出来る
とされている。例えば、明らかに犯罪行為等を命令された場合に適用となるのであろう。